マーケット市況情報

2014年07月23日 10時00分

週報(7/14〜7/18)2014年07月23日 10時00分

1510ドル台前半でスタートした先週のプラチナ相場は、金相場同様にポルトガルの金融不安が後退したことで下落し14日に1500ドルを割り込むと、翌日には米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言での発言による米早期利上げ観測の高まりから続落し、一時1470ドル台後半まで下落しました。その後は産業用実需筋などの押し目買いから反発すると週後半にはウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜や中東情勢で金相場が大きく上昇したことや欧州の自動車販売増加から反発し、一時1500ドルを回復するも週末には利益確定売りから伸び悩んで1490ドル台中盤で越週しました。

1340ドル近辺でスタートした先週の金相場は、ポルトガルの大手銀行をめぐる金融不安の後退で欧米株が堅調に推移したことから月曜日に1305ドル近辺まで下落すると、翌日には米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言で米景気回復が続くと発言し、ドルが上昇したことや早期利上げへの警戒感から続落し、一時1290ドル台前半まで下落しました。その後は米物価関連指標の上昇によるインフレ懸念やインドの金輸入増加などから反発すると、週後半にはマレーシア航空機がウクライナ東部のロシア国境付近で撃墜されたことやイスラエルによるパレスチナ自治区ガザ侵攻が伝えられると地政学的リスクの高まりから安全資産としての金は買われ、一時1320ドル台半ばまで大きく上昇しました。買いが一巡した後は利益確定売りから下落に転じ、週末には1310ドル台前半まで下落して越週しました。

21.4ドル台半ばでスタートした先週の銀相場は、週を通して概ね金相場動向に沿った相場展開となりました。週前半はポルトガルの金融不安後退や米国の早期利上げ観測から軟調に推移し、一時20.6ドル近辺まで下落した後はマレーシア航空機撃墜によるロシア・ウクライナ間の緊張の高まりから週後半に一時21.2ドルを上回るも週末には手仕舞い売りから反落し、20.9ドル近辺で越週しました。

101.4円近辺でスタートした先週のドル円相場は、ポルトガルの金融不安が後退したことで円安基調となった後も、週半ばにかけては米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言で米早期利上げ観測が台頭したことでドルが上昇し、週半ばには一時101.8円近辺まで円安が進みました。その後は日経平均の下落などから円高に転じると、マレーシア航空機がウクライナ東部のロシア国境付近で撃墜されたことやイスラエルのパレスチナ自治区ガザ侵攻を受けた安全資産としての円買いから週後半にかけて一時101.1円近辺まで円高が進みましたが、その後は米株の上昇や週末を控えた持ち高調整から円は反落し、101.3円近辺で越週しました。