マーケット市況情報

2014年06月10日 10時00分

週報(6/2〜6/6)2014年06月10日 10時00分

1450ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は南アフリカのストライキ解決に向けて、同国政府が調停に乗り出したことで早期終結への期待感から投機筋の手仕舞い売りから週半ばにかけて軟調に推移し、1420ドル近辺まで下落しました。しかしその後は押し目買いや欧州のマイナス金利導入によるプラチナ市場への資金流入観測から1445ドル近辺まで反発した後も週末には米雇用拡大や米株の上昇を好感した買いから1455ドル近辺まで上昇して越週しました。

1250ドル近辺でスタートした先週の金相場は週後半に欧州の金融政策を決定する欧州中央銀行(ECB)理事会開催や米国の労働情勢改善状況を示す米5月雇用統計発表を控え、週半ばにかけて製造業、サービス業関連指標や民間雇用関連指標発表がありましたが、概ね1240ドル台中盤を中心とした狭いレンジ内での取引に終始しました。その後、5日にはECB理事会でマイナス金利導入が発表されると市場に出回る余剰資金が金市場にも流入するとの思惑から、1250ドル台中盤まで上昇しました。週末には、発表された米5月雇用統計はほぼ事前予想通りの内容でしたが、今後も米国の雇用拡大を維持できる内容であったことを好感して米株が上昇し、一時1240ドル台後半まで下落した後は押し目買いから反発し、1250ドル台前半で越週しました。

18.8ドル近辺でスタートした今週の銀相場は週初に一時18.7ドル近辺まで下落しましたが、産業用実需筋の押し目買いから反発した後は金相場同様に週後半にかけて18.8ドルを中心とした狭い範囲内での取引となりました。その後、欧州のマイナス金利導入で19.1ドル近辺まで上昇しましたが、週末発表の米5月雇用統計はほぼ市場予想通りの内容で大きな動きはなく、19.0ドル台半ばで越週しました。

101.9円近辺でスタートした先週の円相場は、米長期金利の上昇を受けた日米金利差拡大や日経平均株価の上昇を材料に円安基調で推移し、週半ばには一時102.8円近辺まで円安が進みました。その後は本邦輸出企業の円買いから円は反発し、その後も欧州中央銀行(ECB)理事会後にユーロ買い・ドル売りとなった流れからドルは円に対しても下落し、102.3円近辺まで円高が進みました。週末には米5月雇用統計が発表され、ほぼ市場予想通りの内容となりましたが、その後の米雇用拡大を好感した米株高から円は売られ、102.5円近辺で越週しました。