マーケット市況情報

2014年05月13日 10時00分

週報(5/5〜5/9)2014年05月13日 10時00分

1440ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場はウクライナ情勢の緊迫化による金相場の上昇や南アフリカのストライキ継続による供給への不安から週半ばにかけて堅調に推し、1450ドル台後半まで上昇しました。その後はウクライナ情勢の沈静化期待や米景気回復への期待感から一時1430ドル近辺まで下落するも産業用実需筋の買いやパラジウムの反発を一時1440ドル台前半まで上昇しました。週後半には欧州中央銀行総裁による追加緩和を示唆する発言からユーロが下落し、ドル高から一時1420ドル台後半まで下落しましたが、その後は押し目買いなどから反発し1430ドル台前半で越週しました。

1300ドル近辺でスタートした先週の金相場はウクライナで政権側と親ロシア派武装勢力の衝突拡大への懸念から週初に一時1315ドル近辺まで上昇しましたが、米景気回復への期待感や利益確定売り等で上値をおさえられ、その後週半ばにかけては1310ドル近辺での小動きとなりました。週後半にはロシア大統領がウクライナの親ロシア派に独立を問う住民投票の延期を呼びかけたことや米連邦準備制度理事会(FRB)議長が米経済に明るい見通しを示したこと、欧州中央銀行総裁による追加緩和を示唆する発言から一時1285ドル近辺まで下落しましたが、総じて1290ドルを挟んだ狭い範囲内での取引に終始し、そのままの水準で越週しました。

19.5ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初に金相場の上昇を材料に一時19.7ドル近辺まで上昇しました。その後は週央にかけて19.6ドルを挟んだ小動きとなりましたが、週後半にはウクライナ情勢の沈静化や欧州の追加緩和期待によるユーロに対するドル高から軟調に推移し、一時19.1ドル近辺まで下落しましたが、その後は産業用実需などからの押し目買いに支えられやや反発し、19.2ドル近辺まで上昇して越週しました。

102.25円近辺でスタートした先週の円相場は当初米経済指標改善にも反応せず、ウクライナで政権部隊と親ロシア派勢力の衝突拡大を材料にウクライナ情勢の緊迫化によるリスク回避の円買いから週前半には一時101.5円近辺まで円高が進みました。その後はロシア大統領がウクライナで独立を問う住民投票延期を呼び掛けたことで円が売られ、一時102円を突破するもその後、米連邦準備制度理事会(FRB)議長による米景気回復見通し表明後は米長期金利の下落による日米金利差縮小から円高傾向で推移し、101.8円近辺で越週しました。