マーケット市況情報

2014年01月28日 10時00分

週報(1/20〜1/24)2014年01月28日 10時00分

1460ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、南アフリカ鉱山での労働争議への懸念から前週後半の堅調地合を引き継いで上昇し、一時1470ドルを突破しました。その後21日には南アフリカ最大の鉱山労組AMCUが23日から南アフリカ三大プラチナ鉱山会社でのストを通告するも金相場の下落を材料に一時1440ドルを割り込む水準まで下落しました。その後はストへの懸念などから一時1460ドルを回復するも、23日にストに突入すると一時上昇するもその後は材料出尽くし感などから投機筋の売りが出て反落し、週末にはAMCUが鉱山会社との協議に前向きと伝わった事や新興国経済への懸念で世界の株安を嫌気した売りから1430ドル近辺まで大きく下落して越週しました。

1250ドル台後半でスタートした先週の金相場は、キング牧師誕生日で米市場が休場となり比較的静かな相場展開となった後、21日には利益確定売りに加え、翌週開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和縮小が継続されるとの思惑から週後半にかけて軟調に推移し、一時1230ドル台前半まで下落しました。しかしその後は中国の製造業関連指標の悪化による新興国経済への懸念からアジアや欧米の株式が大きく下落した事から反発すると、翌日にもアルゼンチンの通貨ペソが政府による買い支え断念との思惑から急落したことで新興国経済への不安感やインドの金輸入規制緩和観測から堅調地合を維持し、1260ドル台後半で越週しました。

20.3ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、概ね週を通して金相場動向に沿った相場展開となりました。米休場で20.3ドル台での値動きの乏しい相場展開となった後、21日には米量的緩和縮小継続観測から19.7ドル近辺まで下落、その後は一時19.9ドル近辺まで反発しましたが、緩和縮小観測は根強く、週後半にかけて再度下落し、19.6ドル台後半まで下落しました。その後は新興国経済への懸念などから上昇する金相場同様に堅調に推移し、一時20.3ドル近辺まで上昇するも、週末には世界の株安によるリスク回避の流れから19.9ドル近辺まで下落して越週しました。

104.0円近辺でスタートした先週の円相場は、翌週開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和縮小が決定されるとの報道からドルが買われたことや株高から一時104円台後半まで円安が進むもその後は日銀金融政策決定会合での現状維持決定や日経平均の伸び悩みなどから円は買い戻され、週央にかけて104円台前半でもみ合う展開となりました。しかしその後は、中国の製造業指標悪化やアルゼンチンペソの急落をきっかけに新興国経済への不安が広がり、リスク回避の円買いから円は急騰し、週末にかけても米長期金利の低下に伴う日米金利差の縮小などから円高の流れは止まらず、102.3円近辺まで円高が進んで越週しました。