マーケット市況情報

2013年05月08日 10時00分

週報(4/29〜5/3)2013年05月08日 10時00分

1480ドル台でスタートした先週のプラチナ相場は、週初に南アフリカの鉱山会社と南アフリカ政府との協議で一部鉱山の閉鎖に合意するとの観測を受けた供給への懸念や米株の上昇などを材料に一時1520ドル台まで上昇しました。1日には米雇用関連指標の悪化を嫌気した売りから金や米株、原油相場同様に一時1460ドル台前半まで下落するも、週後半にかけて欧州中央銀行(ECB)による利下げを材料に1500ドル近辺まで上昇しました。週末には米4月雇用統計が予想を上回った事を好感した買いから一時1510ドル台後半まで上昇するも、その後はドル高を受けた金相場の反落などから1500ドル近辺まで下落して越週しました。

1460ドル台後半でスタートした先週の金相場は、週前半は引き続き堅調なアジアを中心とした現物需要や二ヶ月間政局不安が続いていたイタリアで新政権が発足したことを好感したユーロ高ドル安などを材料に1480ドル台まで上昇しました。1日にはメーデーでアジアや欧州の一部市場が休場で薄商いの中、米雇用関連指標が市場予想を下回ったことを嫌気した米株や原油相場に連れ安し一時1440ドル近辺まで下落するも、その後は米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明を受けて金融緩和継続への期待感から反発し、2日には欧州中央銀行(ECB)が定例理事会でユーロ圏17カ国の主要政策金利を史上最低水準の0.5%に引き下げることを発表したのを受けて、1470ドル近辺まで上昇しました。週末発表の米4月雇用統計で非農業部門就業者の増加幅と失業率が予想より良かったことで一時1480ドル台後半まで上昇するも、その後はドル安や活況を呈する株式市場への資金流出を懸念した売りから一時1460ドルを割り込む激しい動きとなりました。その後は日米欧の中央銀行が揃って金融緩和姿勢を示したことで将来のインフレへの懸念から1470ドル近辺まで上昇して越週しました。

97.80円近辺でスタートした先週の円相場は、週前半開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)開催を控え、米景気回復の鈍さを示す経済指標を受けた金融緩和継続観測から円は買われやすい展開となりました。その後も米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和継続を決めたことや低調な米経済指標を材料にドルは売られ、円は一時97.0円近辺まで上昇しました。2日には欧州中央銀行(ECB)が利下げを決定したことでユーロが対ドルで大きく下落し、円もドルに対して下落し98円を突破すると、週末には発表された米4月雇用統計で非農業部門就業者の増加幅と失業率が予想より良かったことでドルが買われ、円は99.0円近辺まで下落して越週しました。