マーケット市況情報

2013年04月09日 10時00分

週報(4/1〜4/5)2013年04月09日 10時00分

1570ドル台後半でスタートした先週のプラチナ相場は、週初に中国や米国の製造関連指標が好転したことを材料に一時1600ドルを突破しました。しかしその後は金相場の下落や米経済指標の悪化による米株や原油、非鉄など商品全般の下落を背景に週後半にかけて一時1510ドル近辺まで下落しました。週末には米雇用統計悪化にも関わらず、金相場の上昇を好感して1540ドル近辺まで上昇して越週しました。

先週の金相場は、イースターで香港やロンドン市場が休場で1590ドル台後半にて静かなスタートとなった後、米株上昇を受けたETFなどからの資金流出で週半ばにかけて1570ドル台まで下落しました。その後も米雇用関連指標や経済関連指標が相次いで予想を下回り、米株や原油など商品全般が売られたことを材料に軟調に推移し、4日には清明節で中華圏が休場で押し目買いも限られる中、一時1540ドル台前半まで下落しました。週末には発表された米3月雇用統計で非農業部門の雇用者増加数が予想を大きく下回ったことで米連邦準備制度理事会(FRB)が当面現行の金融緩和を継続するとの思惑から対ユーロでドルが下落し、1580ドル近辺で越週しました。

94.30円近辺でスタートした先週の円相場は、日経平均株価の下落や米経済指標の悪化を背景にリスク回避の円高から週前半には一時92円台後半まで円高が進みました。その後は4日発表の日銀金融政策決定会合で決定される金融緩和策への思惑から円は93円を挟んだ展開となりました。その後、4日発表の内容は長期国債の買い入れ額を国債の残存年数を広げた上で月額4兆円から7兆円に増額し、ETF、REITは買い入れ増額で、マネタリーベースを2年でほぼ2倍の270兆円までで増加させるものであったことから円は大きく売られ、3年8ヶ月ぶりの97円を突破しました。週末発表の米3月雇用統計で非農業部門就業者の増加が予想を大きく下回るも円は一時的に95.70円近辺まで買い戻されただけでその後も日銀による異次元の金融緩和を材料に円は97.60円近辺まで売られて越週しました。