マーケット市況情報

2013年04月02日 10時00分

週報(3/25〜3/29)2013年04月02日 10時00分

1585ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週前半は手仕舞い売りから軟調に推移し、26日には一時1560ドル台前半まで下落しました。その後は米株の上昇から反発した後、27日〜28日開催のBRICS首脳会合でロシアが南アフリカとの間で白金族金属の輸出を調整するための石油輸出国機構(OPEC)のような組織の創設を計画していると報じられたことを材料に1580ドル台後半まで上昇しました。その後は金相場の下落を嫌気した売りから一時1560ドル台前半まで下落した後、週末にはイースターで欧米やアジアの主要市場が休場の中、1580ドル近辺まで上昇して越週しました。

1605ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週に銀行預金への課税が報じられたキプロスに対し、ユーロ圏諸国が新たな支援枠組み構築で合意したことを材料に安全資産としての金は大きく売られ、25日には一時1580ドル台後半まで下落しました。しかし、押し目買いや預金への課税が他ユーロ圏諸国へ拡大することへの懸念から同日中に1600ドルを回復しました。その後は堅調な米経済指標や欧米株の上昇を材料に週央にかけて1590ドル台前半まで下落するも、イタリアの新政権発足を巡る協議が難航していることやキプロスの銀行の営業再開を控え、資金流失に対する警戒感から再度1600ドルを突破し、1610ドル目前まで上昇しました。その後はキプロスの銀行再開に際して深刻な混乱が生じなかったことや米GDP上方修正を背景とした量的緩和の早期終了観測から1595ドル近辺まで売られた後、週末にはイースターで欧米や日本以外のアジアの主要市場が休場で薄商いとなる中、1600ドル近辺まで上昇して越週しました。

94.90円近辺でスタートした先週の円相場は、ユーロ圏諸国がキプロスへの新たな支援枠組みで合意したものの、預金者に負担を強いる方式が他ユーロ圏諸国でも用いられるとの懸念でリスク回避の円買いから一時93.5円近辺まで円は買われました。その後は翌週開催の日銀金融政策決定会合で大胆な金融緩和に踏み切るとの観測から週央にかけて円は94円台後半まで売られましたが、その後は混迷するイタリア政局に対するリスク回避の円買いや本邦機関投資家による3月期末決算に向けた円買いからジリ高の展開となり、94.2円近辺で越週しました。